臨床検査室｜平成日高クリニック

臨床検査室では、血液や尿などの検査をする「検体検査」と心電図や超音波などの「生理学検査」を行っています。

「検体検査」では生化学検査や貧血検査、尿検査に加え、腫瘍マーカーや内分泌ホルモン検査などの特殊検査も測定しています。糖尿病指標検査の血糖・ヘモグロビンAlcなどは10分程度で担当医に報告しています。

「生物学検査」では心電図検査・超音波検査・ABI（脈波伝播速度）検査等を行っています。

超音波検査は、心臓・腹部・甲状腺に加え、顎下線などの歯科領域、動脈硬化の指標となる頸動脈エコーなども行っています。

当院検査室では、隣接する日高病院と連携を取り、早期診断・適切な治療に役立てる体制を取っております。

血液検査や生理学検査の受付を行っています。

採血管は事前に準備しておくなど、検査の待ち時間を少しでも短縮できるよう努めています。

検査機器名：東ソー G9

ヘモグロビンAlcを測定する装置です。ヘモグロビンAlcは血液検査をする２か月前からの血糖の状態を評価する検査です。

検査機器名：A＆T　GA09

血液中のブドウ糖濃度を測定する装置です。グリコヘモグロビン分析計と連結し測定することで、検査機関の短縮に繋げています。

検査機器名：AUTION MAX AX4060

尿中の蛋白、糖、潜血など、約10種類の項目を測定する機器です。必要に応じて、顕微鏡下で尿中の細胞を分類しています。

検査機器名：フクダ電子　FCP-8800

心臓の活動によって発生する電気の流れを波形にして記録したものが、心電図です。

心臓の病気や不整脈の診断、病態の把握、経過観察などに不可欠な検査です。

検査機器名：COLIN　Exceed

上腕と足首の血圧を同時に測り、血管の硬さや詰まりを調べる検査です。安全かつ簡便に検査ができ、費用も高くありません。

高齢の方、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を有する方のほか、ご家族に心臓や血管の病歴のある方がいらっしゃる方に行うことが推奨されます。

検査機器名：フクダ電子 Spiro Sift Sp-350

肺の容積や換気機能を調べることができる検査です。気管支喘息やCOPDと呼ばれる慢性閉塞性肺疾患などの診断や治療効果の判定を行うことが出来ます。

また、肺機能評価を必要とする手術の前に検査を行うことで、手術のリスク評価も行っています。

検査機器名：TOSHIBA Aplio400

対象となる臓器に超音波をあて、その反射を利用し画像化して評価を行う検査です。臓器の形状はもちろん、血液の流れなどから機能の評価を行うことが出来ます。

当院では、肝臓や腎臓などのお腹の臓器や、心臓、首・手足などの血管、更には顎下線などの歯科領域など、全身の評価を行っています。