医療機関の方へ
患者さんを紹介してくださる先生方へ
緊急患者の受け入れについて
狭心症発作(急性冠症候群)、肺水腫を伴う心不全、肺梗塞の疑い、急性動脈閉塞など。心臓専門の常勤麻酔医が欠員のため、緊急手術には対応しておりません。
緊急ではないが入院治療が必要な場合について
深部静脈血栓症(急性期)
できるだけ早く血栓溶解療法を開始すれば、高い再開通率が期待できます。また、骨盤内の静脈血栓症では肺血栓塞栓症の危険性があるため、静脈フィルターを挿入する場合もあります。
通常の外来紹介について
- 他院で心臓血管手術を受けた方のフォロー
- 手術前の循環器系の評価
- 狭心症、弁膜症、大動脈瘤(腹部含む)、閉塞性動脈硬化症等の静脈疾患の診断・治療
※透析患者のシャントトラブルについては、当院の腎不全科にて対応しております。
緊急時の連絡方法
昼間帯
(9:00~17:00) |
病診連携室までご連絡ください。
電話(病診連携室) 027-362-6201 |
夜間、外来休診日
|
事務当直へご連絡ください。
電話(病診連携室) 027-362-6201 |
心臓血管CT検査(MDCT)を依頼される場合
予約方法:病診連携室を通してご予約ください。
下記のいずれかが該当する場合は、ハートセンター外来を受診させてください。
下記のいずれかが該当する場合は、ハートセンター外来を受診させてください。
(1)血性心疾患の既往(心筋梗塞後、冠動脈バイパス後、冠ステント後など)
(2)腎機能障害
(3)糖尿病の長い病歴:冠動脈に石灰化が強い場合は心臓CTの適応はありません。
(2)腎機能障害
(3)糖尿病の長い病歴:冠動脈に石灰化が強い場合は心臓CTの適応はありません。
単純胸部CT検査を行い冠動脈の石灰化の程度を評価した後に心臓CTの適応を判断します。
(4)胸部レントゲンで心胸郭比が60%以上:良い画像を得る為に心臓CT検査時の心拍数を50bpm台まで
下げるようにβ遮断剤を投与します。気篤な低心機能が隠れていることもありますので、心エコー後に心臓CTの適応を判断します。
上記(1)~(4)のいずれも該当しない場合は、通常の造影CT(腹部や頭部の造影検査)と同等のリスクで検査が可能です。なお紹介前に次の項目をチェックし、診療情報提供書にご記入ください。
チェック項目
・造影剤検査既往の有無 | 〔有・無〕 |
・造影剤による副作用の有無 | 〔有・無〕 |
・気管支喘息(本人・家族)の有無 | 〔有・無〕 |
・アレルギー体質(本人・家族)の有無 | 〔有・無〕 |
・腎機能障害の有無 | 〔有・無〕 |
・最新のクレアチニン値 | ( )g/dl |
・最新のカリウム値 | ( )mEq/L |
・心拡大(CTR>60%)の有無 | 〔有・無〕 |
・冠動脈造影検査の有無 | 〔有・無〕 |
・冠カテーテル治療(ステント植え込み)の有無 | 〔有・無〕 |
・β遮断剤の内服の有無 | 〔有・無〕 |
・ACEβ阻害剤の内服の有無 | 〔有・無〕 |
・ARB内服の有無 | 〔有・無〕 |
・ピグアナイド経口DM剤の内服の有無 | 〔有・無〕 |