収縮期（最高）130未満かつ拡張期（最低）85未満が正常血圧とされています。白衣高血圧（医師や看護師を前にして測るとデータが高くなる）等もあるため、朝・晩の家庭での血圧測定を習慣化することも重要です。

眼底写真を撮影することにより、眼底出血や動脈硬化など症状の有無を調べる検査です。
眼底は血管や神経細胞層を直接観察できるため、緑内障や白内障等の眼科的疾患ばかりでなく、糖尿病・高血圧・動脈硬化症など全身的な疾患の状態を知るうえでも有用な検査です。

空気眼圧計により測定します。基準値を超えた場合は緑内障を疑いますが、正常眼圧緑内障もあるのでこの検査だけでは判断できません。また、5ｍｍHg以下のときは網膜剥離等の疾患が疑われるため、さらに精査が必要です。

心筋の電気現象を記録して、不整脈や虚血性心疾患（心筋梗塞等）、心室肥大などを診断します。

CPK（クレアチンフォスフォキナーゼ）は心臓をはじめ骨格筋、平滑筋など筋肉の中にある酸素です。これらの細胞に異常があると、CPKが血液中に流れ出すため、高い数値を示します。CPK値に異常がある場合は、心筋梗塞などが疑われ、痛みの有無や心電図検査を総合して診断します。

肺活量は性別・年齢・身長により異なるため、％肺活量を求めて判定します。

測定した肺活量を予測肺活量（性別・年齢・身長から求める）で割ったものに100を掛けた値（％）です。肺線維症や肺炎、肺水腫等で低下がみられます。

最大に息を吸った状態から一気に息を吐きだしたときの空気量です。

努力性肺活量のうち、１秒間に吐き出した空気量の割合を表します。COPD（慢性気管支炎、肺気腫等）では低下がみられます。

超音波（エコー）を使って、胆のう・肝臓・脾臓・腎臓・膵臓（断層画像）を観察します。

胆石、胆のうポリープ、肝臓がん、脂肪肝、腎結石、腎臓がん、膵臓がん等、各臓器の病変等を発見するのに有用な検査です。

「赤血球数（RBC）」「ヘモグロビン（Hb）」「ヘマトクリット（Ht）」３種類の数値を組み合わせて算出したものです。、貧血の原因、種類、性質等を判断するのに必要です。

血液凝固に関わり、出血を止める働きをします。再生不良性貧血や血小板減少性紫斑病等で減少がみられます。

胆道系酸素と呼ばれ急性肝炎や肝硬変、胆道閉塞症などの肝・胆道系疾患で上昇します。他に妊娠の影響でも上昇します。

脳及び脳血管疾患の早期発見・予防を目的とした検査です。オプションとしてのみ受診可。単独でのご受診はお受けしていません。

触診だけではわかりにくい小さな病変を、レントゲンで撮影する検査です。

子宮頚部の細胞の検査です。

前立腺がんに特有な血液中の特殊物質（腫瘍マーカー）を調べる検査です。