内視鏡センター
内視鏡センター
大澤 清孝 (内視鏡センター長・日髙病院副院長)
当院では消化器内視鏡専門医が検診及び入院・外来における内視鏡検査(胃・十二指腸・大腸)を実施しています。一般的に内視鏡検査は「苦痛を伴うもの」と考えられておりますが、当院に置ける内視鏡検査は皆様に安心して検査を受けて頂けるようスタッフ一同、様々な工夫をしています。看護師、スタッフ一丸となって日々努力しております。
内視鏡設備も年々充実しており最新の内視鏡設備を整えてあります。内視鏡実施件数は2020年度には13,000件を超え群馬県内でも非常に多くの経験を積んだ施設となっております。また、当院外科と連携し、難しい病変への対処や手術が必要な患者様へのスムーズな対応が可能となっております。
内視鏡設備も年々充実しており最新の内視鏡設備を整えてあります。内視鏡実施件数は2020年度には13,000件を超え群馬県内でも非常に多くの経験を積んだ施設となっております。また、当院外科と連携し、難しい病変への対処や手術が必要な患者様へのスムーズな対応が可能となっております。
内視鏡室スタッフ
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当院の内視鏡設備について
内視鏡室では最新鋭の上部消化管内視鏡(胃カメラ)が4台設置してあり、同時に4名の検査が可能です。また下部消化管内視鏡も熟練した術者によって行われています、お気軽にご相談下さい。
内視鏡設備
検査
スコープ保管庫
スコープ
診療体制
内視鏡センターでは常勤医師6名、看護師18名、看護助手4名によるチーム医療を行っております。皆様に、より安全で安心していただける検査をご提供できるよう日々努力しております。
看護師の取り組みとして、検査時は必ず看護師が介助につき、呼吸法など声かけしながら苦痛の軽減に努めています。内視鏡センターには内視鏡技師が4名在籍しているため、専門性の高い知識と技術の提供に努めています。検査についてわからないこと、心配なことがあれば何でもご相談ください。
内視鏡待合室
内視鏡麻酔室
ESDについて
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)とは
内視鏡を用いて粘膜層を含めた粘膜下層までを剥離し、早期がん病変を一括切除するという治療法です。外科手術に比べて局所のみの切除のため患者さんへの侵襲が少ない治療であり、当院ではこの治療を積極的に行なっています。入院期間も短く胃癌で4日間、大腸癌で7日間です。しかし切除されても病理診断の結果によっては手術が必要になることもあります。
内視鏡検査実施件数 / 施設認定
◆日本消化器内視鏡学会指導施設◆ | |||||
2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | |
EGD(上部内視鏡検査) | 10933 | 11703 | 11816 | 11367 | 11963 |
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) | 26 | 39 | 25 | 25 | 28 |
CS(大腸カメラ) | 1386 | 1338 | 1329 | 1261 | 1100 |
ERCP(胆膵内視鏡) | 39 | 50 | 43 | 47 | 47 |
緊急検査 | 84 | 65 | 103 | 103 | 92 |