栄養課
栄養課では、患者さまの早期疾病の治癒・改善を目指した栄養管理を理念とし、病態に合わせた食事を安全に美味しく召し上がっていただけるよう努めております。入院中の食事相談をはじめ、退院後も食事療法が継続できるよう退院時や外来でも栄養食事指導を行っております。
また入院患者さまの栄養状態の把握や改善のため、チーム活動にも積極的に参画し、栄養サポートチーム(NST)、糖尿病サポートチーム、腎臓病サポートチーム、緩和ケアチーム、褥瘡ケアチーム、認知症ケアチームの一員として医師、看護師、メディカルスタッフと連携・協同しチーム医療に取り組んでいます。
スタッフ
管理栄養士7名、栄養士1名
資格(日本糖尿病療養指導士3名、NST専門療法士1名、腎臓病療養指導士1名)
給食部門は一部委託(労務委託)しており、栄養士9名、調理師3名、調理員9名が従事しています。
栄養食事指導
医師の指示のもと、外来や入院中及び退院時に栄養食事指導を行っています。また、定期的に腎臓病教室や糖尿病教室等の集団栄養指導も行っています(現在コロナ禍の為、集団栄養指導は中止しています)。患者様の生活スタイルに寄り添った栄養指導を心がけています。
給食管理について
給食業務は、一部業務を委託し、4週のサイクルメニューを基本に、季節ごとに献立を作成しています。
お正月や桃の節句、七夕等の行事食も取り入れ、患者さまにお楽しみ頂いています。また、月曜日から金曜日の朝・夕食に選択できるメニューをご用意しています(一部選択メニューを実施していない食種があります)。
入院前のオリエンテーションでは食物アレルギーの有無や食嗜好、食事の形態等を伺い、入院後安心して召し上がっていただけるよう、患者さまに適した食事の提供に努めています。また、入院中は各病棟担当の栄養士が、栄養状態・摂取量等を確認しながら、食事調整や栄養管理を行っています。
行事食の一例(七夕膳)
行事食の一例(紅葉膳)
NST(栄養サポートチーム)について
腎臓病教室について
腎臓内科医師監修のもと、管理栄養士、看護師、薬剤師、理学療法士など医療スタッフが腎臓病についてわかりやすく話しています。毎月1回実施し、昨年まで多くの方にご参加頂いておりました。現在はコロナ禍の影響により集団型教室は中止していますが、インターネット配信にて腎臓病教室を実施しています。興味のある方は、是非一度ご覧ください。