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循環器内科
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診療科 TOPICS
医療現場の前面に立った診療
2012年7月よりカテーテル検査室が2室体制となり、さらにカテーテルスタッフも充実させ、24時間救急受け入れ体制が整い、外来、救急すべての循環器疾患に対応可能となりました。冠動脈ステント治療に加え、ローターブレーターを駆使して難易度の高い治療にも取り組んでいます。また、下肢の閉塞性動脈硬化症(ASO)や頚動脈狭窄・その他の血管病変・不整脈(カテーテルアブレーション)治療を行っています。
我々は、「全身の血管病」という観点から、病院各部門を横断する包括的診療を行っています。心臓外科、脳外科、糖尿病内科、リハビリテーション科等の医師と協力しながら、適切な診療方針を選択し、早期社会復帰を目標とするものです。自分の病気を正しく理解しつつ、より快適な生活が楽しめるようお手伝いしたいと思います。
診療科の特色
対象疾患と主な治療方法
血管病について
血管病には様々な種類があり、その種類によって診断方法や治療方法は異なります。当院では心臓血管病に関するさまざまな検査・診断を行っております。心電図や超音波エコー、画像診断などを用いて心臓の動きや血管の状況を観察し、疾患やその原因を診断します。
対象疾患と主な治療方法
疾患
治療方法
冠動脈疾患
① PCI:冠ステント、ロタブレーター
② 冠動脈バイパス手術
③ 左室形成術
不整脈
① カテーテルAblation
 ・心房細動・粗動
 ・SVT
 ・心室頻拍・心室細動 埋込み型除細動器は群馬県立心臓血管センターに紹介します。
 ・WPW症候群
② ペースメーカー
③ メイズ手術
参考ウェブ:心不全com
肥大型心筋症
・薬物治療
・ペースメーカー
・PTSMA
・外科的心室中隔切除術
動脈硬化疾患
・四肢末梢動脈PTA バイパス手術
・頸動脈 当院脳神経外科に紹介
・腎動脈狭窄症 PTRAS
・透析用シャントの作成・トラブル 当院腎臓外科に紹介
血管撮影装置
Hybrid血管撮影装置 東芝INFX-8000V
当院の血管撮影装置はロボット型Cアームシステムで、外科的処置や内科的処置の両方をカバーできるhybrid装置です。Cアームが電動で頭、心臓、下肢まで移動し、広範囲を撮影することが可能です。また、超低被爆撮影や臨床アプリケーションソフトウェアを豊富に装備しています。従来の血管撮影装置と比べ、リアルタイムに観察できる高精細な画像で診断能力が向上しました。さらに、被爆造影剤量を抑えながら、短時間の検査が可能となりました。
また、ステントグラフト内挿術やhybrid手術にも対応しています。この機器ですべての循環器疾患(急性冠動脈症候群、大血管疾患、不整脈)に対応します。
 医師紹介
荒井 洋
MESSAGE
循環器内科部長 / 血管内治療センター長
専門領域
循環器内科一般
専門医等

日本内科学会認定内科医
日本心臓血管インターベンション治療学会認定医
日本循環器学会専門医

久保 隆史
血管内治療センター副センター長 / 腎臓外科部長(兼任)
専門領域
心血管カテーテル治療、透析用バスキュラーアクセスVAIVT
専門医等

日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本心臓血管インターベンション治療学会認定医
日本移植学会 移植認定医

 外来受診のご案内
外来担当表
 受付時間:午前 9:00~12:00 / 午後14:00~17:00

午前
荒井
荒井
荒井
荒井
午後
急患対応
外来受診方法について
当院は、地域医療機関との連携を図る「地域医療支援病院」として紹介予約制を原則としております。
外来受診については「外来受診案内ページ」をご覧ください。
医療機関の方へ
患者さんを紹介してくださる先生方へ
緊急患者の受け入れについて
狭心症発作(急性冠症候群)、肺水腫を伴う心不全、肺梗塞の疑い、急性動脈閉塞など。心臓専門の常勤麻酔医が欠員のため、緊急手術には対応しておりません。
緊急ではないが入院治療が必要な場合について
● 深部静脈血栓症(急性期)
できるだけ早く血栓溶解療法を開始すれば、高い再開通率が期待できます。また、骨盤内の静脈血栓症では肺血栓塞栓症の危険性があるため、静脈フィルターを挿入する場合もあります。
通常の外来受診について
  • 他院で心臓血管手術を受けた方のフォロー
  • 手術前の循環器系の評価
  • 狭心症、弁膜症、大動脈瘤(腹部含む)、閉塞性動脈硬化症等の静脈疾患の診断・治療

    ※透析患者のシャントトラブルについては、当院の腎臓外科にて対応しております。
緊急時の連絡方法
昼時間
9:00~17:00
病診連携室へご連絡ください。
電話(病診連携室)
 027-362-6201
夜間
外来休診日
事務当直へご連絡ください。
電話(病診連携室)
 027-362-6201
心臓血管CT検査(MDCT)を依頼される場合
予約方法:病診連携室を通してご予約ください。

※下記のいずれかが該当する場合は、循環器内科にご相談ください。
(1)血性心疾患の既往(心筋梗塞後、冠動脈バイパス後、冠ステント後など)
(2)腎機能障害
(3)糖尿病の長い病歴:冠動脈に石灰化が強い場合は心臓CTの適応はありません。単純胸部CT検査を行い冠動脈の石灰化の程度を評価した後に心臓CTの適応を判断します。
(4)胸部レントゲンで心胸郭比が60%以上:良い画像を得る為に心臓CT検査時の心拍数を50bpm台まで
下げるようにβ遮断剤を投与します。気篤な低心機能が隠れていることもありますので、心エコー後に心臓CTの適応を判断します。

上記(1)~(4)のいずれも該当しない場合は、通常の造影CT(腹部や頭部の造影検査)と同等のリスクで検査が可能です。なお紹介前に次の項目をチェックし、診療情報提供書にご記入ください。
チェック項目


造影剤検査既往の有無
有 ・ 無
造影剤による副作用の有無
有 ・ 無
気管支喘息(本人・家族)の有無
有 ・ 無
アレルギー体質(本人・家族)の有無
有 ・ 無
腎機能障害の有無
有 ・ 無
最新のクレアチニン値
      g/dl
最新のカリウム値
     mEq/L
心拡大(CTR>60%)の有無
有 ・ 無
冠動脈造影検査の有無
有 ・ 無
冠カテーテル治療(ステント植え込み)の有無
有 ・ 無
β遮断剤の内服の有無
有 ・ 無
ACEβ阻害剤の内服の有無
有 ・ 無
ARB内服の有無
有 ・ 無
ピグアナイド経口DM剤の内服の有無
有 ・ 無

研修施設認定
  • 日本循環器学会専門医研修施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会研修施設
診療実績
診療・手術実績

24年度
25年度
26年度
27年度
手術件数
188
372
368
370
PCI件数
115
223
228
2295
心臓カテ件数
181
375
411
418
(検査単独)


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研究実績
令和  年度 研究実績