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日高病院 健診センター
検査機器のご案内
PET/CT
PET/CTとはPET（positron emission tomography ：陽電子放出断層撮影） とCT（Computed Tomography）が一体化した装置です。PET検査は射性薬剤FDGを体内に投与し、特殊なカメラで撮影し画像化します。代謝の機能から異常を見つけるPETと臓器の形を移しだすCTの機能を合わせることで、がん細胞の大きさや進行の度合いがわかり、より高い精度で病気を発見することが可能です。
検査機器の特徴
- 全身を一度に調べることが可能
- 精度の高いがん診断が可能
- がんの早期発見が可能
- 横になって撮影を行うだけで、痛みや苦痛はない
見つかる主な疾患
- 様々な部位のがんの位置や大きさ、進行状況など
（発見しやすいがん：甲状腺がん、肺がん、頭頚部がん、大腸がん、乳がん、すい臓がん、食道がん、卵巣がん、子宮体がんなど）
MRI検査
ベッドに寝た姿勢で撮影する部位にコイルと呼ばれる専用の用具を装着します。トンネル状の装置の中で強い磁気と電磁波を利用して、身体の断面図を撮影する検査機器です。
検査機器の特徴
- 頭部・腹部・心臓・血管などの全身の検査が可能
- 放射線を使用しないため被爆の心配がない
- 縦横斜めと様々な方向の断面の撮影が可能
- 鮮明な画像による精度の高い検査
見つかる主な疾患
- 血管の閉塞や腫瘍などの脳血管疾患
- 様々な部位のがん・腫瘍・炎症などの病変
320列 Area Detector CT
頭部、胸部（肺・気管支）、腹部（肝臓・すい臓・腎臓・ひ臓・胆のう等）と骨盤部（膀胱・男性は前立腺・女性は子宮等）などを調べることができます。体の周囲からX線をあてることで、スライス状に切った断面の画像を撮影します。本装置は短時間で高画質な画像情報を得ることが可能です。
見つかる主な疾患
- 肺がん
- 肝臓がん・すい臓がん
- 前立腺がん・卵巣腫瘍・子宮筋腫 など
内視鏡（胃カメラ）
乳房レントゲン（マンモグラフティ）
乳房専用のX線（レントゲン）検査機器です。乳房全体を上下または左右から圧迫しながら薄く伸ばした状態で撮影します。触診では診断しづらい小さなしこりや、石灰化した微細な乳がんなどの発見に有効です。
見つかる主な疾患
乳がん- 乳腺線維腺腫（良性腫瘍）
超音波診断装置
当センターでは、短時間に高精密な画像を抽出できる革新的な超音波装置を導入しました。痛みや被爆のない超音波検査が機器の技術向上により、短時間かつ高精度な検査を行うことが可能になりました。
ノイズを低減し、クリアな画質で病変を検出
超音波診断装置の要である送信と受信、Advanced Sync PulserとAdvanced Beam Receiverは画質に明らかな違いをもたらします。これに加えてNulti-Harmonic Compoundingによって均一な画像を提供します。また、画質を維持しながらの広角スキャンを実現しました。最大115°まで広がることで大きな構造の全体像を見渡すことができます。
負担の少ない検査
基本はベッドに横になった状態でおこないます。体の表面に超音波の出る器械（超音波プロ―フ）をあて、体内の臓器から跳ね返ってくる超音波を画像として映し出します。痛みや負担は全くなく、被爆の心配もありません。
上腹部・頸動脈・甲状腺・乳腺超音波の検査を実施
高精密な画像により、早期病変の検出率向上や検査の効率化が期待されます。健診では自覚症状がなくとも経過観察が必要な所見が発見されることがあります。会社の健診では基本項目に超音波検査がない場合がありますので、気になる方や40歳以上の方はぜひ追加されることをお勧めします。
肝臓（上腹部超音波）
頸動脈（頸動脈・甲状腺超音波）
乳腺（乳腺超音波）
日高病院
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